いけいけアイク -go go IKE-

大してタメにならないポケモンのことを低頻度で更新

S5最高&最終2002 対面積みリレー

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初めまして、アイクと申します。
今シーズンはTN:レイセンで潜っていましたが、ある程度満足のいく結果を出せたのでメモも兼ねて書かせていただきました。
見ての通り積み構築です。フェローチェの抜き性能に魅力を感じ、通していく弊害となる相手を対策していくうちにこのような形となりました。

以下、個体解説(採用順)

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/noburen_poke/20170117/20170117064905.gif
フェローチェ@カクトウZ
性格:控えめ 特性:ビーストブースト
実数値 146-×-66(68)-201(204)-57-201(236)
蝶の舞 気合玉 冷凍ビーム めざめるパワー(地)

このポケモンを通せるように構築を組み、立ち回ったつもり。Sを最速130族抜き、Cを同じ値にし、ビーストブーストでCが上がるように調整した。残りはB。Bに振ったおかげでA特化メガハッサムのバレパンを確定で耐えたりする。
上からの制圧力が凄まじく、ステルスロックと合わせて多くの相手を葬り去ってくれた。一度舞うと止まらない場合も多く、半減程度なら受からない相手も多い。めざめるパワーはカプ・コケコやゲンガー、ドヒドイデ等への打点として地面。一段階上昇で無振りコケコに最低144ダメージ入る。ヒードランジバコイルに気合玉外しを恐れることなく撃てるのも良かった。
蝶の舞はグライオンポリゴン2、ラッキーなどの対面で。Dが一段階上がると、C特化ポリゴン2のトライアタックをアナライズ補正がかかっても耐えることができる。めざ炎は降参。
クレセリアやヤドランへの打点に虫のさざめきも考えたが、そうなると変更する技は冷凍ビームしかなく、ボーマンダランドロスにカクトウZを撃ち込む必要があるため、採用を見送った。

 

 

https://ord.yahoo.co.jp/o/image/RV=1/RE=1505293767/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cDovL2xpdmVkb29yLmJsb2dpbWcuanAvbGxsYXdyaWdodC9pbWdzLzAvZS8wZTk4M2QzYi5naWY-/RS=^ADBWNzIv1Q8xaEcqg5qTPzsbbCSj.U-;_ylt=A2RCAwRGpLdZtVIAqimU3uV7;_ylu=X3oDMTAyN3Vldmc1BDAD
ウルガモス@アッキの実
性格:臆病 特性:炎の体
実数値 191(244)-×-102(132)-156(4)-126(4)-149(124)
鬼火 羽休め 蝶の舞 炎の舞

http://kamiyanpoke.blog.fc2.com/blog-entry-80.html
こちらの記事のウルガモスの調整を使わせていただきました。調整の意図などはこちらをご参照ください。
積み構築を止めに来るミミッキュを嵌る枠として採用。フェローチェに受け出しの効くギルガルドにも強め。その他、ガルーラやメタグロスクチートなどに火炎瓶の如く投げつけて、ある程度強く出ることができる。アッキが発動し、相手が火傷状態であればウルガモスとは思えないほど固くなる。非常に詰ませ性能の高いポケモンだった。

 

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/saibard/20170117/20170117214639.gif
ボーマンダ@メガストーン
性格:慎重
特性:威嚇→スカイスキン
実数値 (メガ前)197(212)-155-100-×-141(228)-129(68)
(メガ後)197-165-155-×-152-149
龍の舞 羽休め 空元気 地震

Sを準速ミミッキュ抜きまで振ったHDボーマンダ。単純にガモスとの相性がよく、単体性能も高いため採用。身代わりではなく地震を採用した理由は2つあり、1つは単純に技範囲を広げるため。もう1つは空元気との相性を考えた結果、身代わりは不要と判断したため。ボーマンダを止めによく出てきたポリゴン2クレセリアロトムなどは羽休めのタイミングで毒々を撃ってくる場面が多かった。そこを逆手に取り、捨て身タックル以上の高火力を反動無しで押し付けて毒が回る前に相手のパーティーをかき回すことができた。

ただし舞っていないと本当に火力が足りない。通常空元気で無振りメガバシャがやっと確1になる程度。

 

 

https://ord.yahoo.co.jp/o/image/RV=1/RE=1505293875/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cDovL2xpdmVkb29yLmJsb2dpbWcuanAvbGxsYXdyaWdodC9pbWdzLzIvMy8yMzY1ZjEyNC5naWY-/RS=^ADB7W1ROUhCqzaq72EDf1d8sM1Hir8-;_ylt=A2RCL5.zpLdZxVYA3wmU3uV7;_ylu=X3oDMTAyN3Vldmc1BDAD;_ylc=X3IDMgRmc3QDMQRpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjVEtudGg3ZzRkcWYxbzMxWEpvQ0JkaVZmWElGZkZEQnVWNDdWRzZtTEJsOW9NV21IWFZROGxPSHcEcAM0NEtzNDRPVzQ0T3E0NEtpNDRLNUlHZHBaZy0tBHBvcwMyBHNlYwNzaHcEc2xrA3Nmc3QEdHVybANodHRwczovL21zcC5jLnlpbWcuanAveWppbWFnZT9xPWE5MlMzdFFYeUxGYTRpVFRYSlc5Nk1ScTZiMnltQXhYYV8uWEliSVVNNnl0TjJNZEw0MVh0YzFUVEFIeXFjalBRenNUN3lydGpDMUxFNkhocDJJRTRPSVlON1JGeUphUkFnM0tBcFJBMC5IcXlWSTFkOWx2Qjh3TDB5NE5fTGJPMW02TmtVcDMuYkh2cmEwWGRnLS0mc2lnPTEzOGtiZ2hnNA--
ガブリアス@気合の襷
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値 183-182(252)-115-×-106(4)-169(252)
ステルスロック 地震 岩石封じ 吠える

普通の襷ガブ。積み構築には欠かせないステロ撒き要因。リザードンウルガモスなどのステロが刺さる相手やキノガッサなど明らかに襷を持っていそうなポケモンが裏にいる場合は積極的にステロを撒いていく。ボーマンダなどの起点にしてきそうな相手には吠える。今までこの型のガブを使ったことは無かったが、起点作りとして非常に優秀だった。
もともとこの枠は襷グライオン(怪力鋏、意地AS、ステロ挑発地震岩封)だった。ガブとの違いは挑発を撃てること。また、Aが下がらないのでH振りメガボーマンダの身代わりを高乱数で壊すことができる。初手のカバルドン展開はガブに替えて以降少し辛くなった。しかし他にはナットレイなどにステロを撒かれるくらいしかガブのデメリットは無く、パーティー単位でキツい初手のアシレーヌカプ・レヒレなどへの役割集中もでき、種族値の暴力は凄まじいと感じた。使用率は下がっているが、まだまだ強さは健在。

ここまでがよく選出したポケモン。以下は改良したい枠。


http://blog-imgs-42.fc2.com/w/a/s/wassyoidx/aegislash.gif

ギルガルド@食べ残し
性格:控えめ
特性:バトルスイッチ
実数値 161(204)-49-170-88(76)-171(4)-108(220)
毒々 身代わり キングシールド シャドーボール

カプ・テテフ受け、フェローチェが出せそうにない時の受けポケモンの崩しとして採用。Aの個体値を0にすることでタイプ一致のイカサマを身代わりが確定で耐える。Hは16n+1、Sは4振りクレセリア抜き抜き、ダウンロード対策でDに4振り、余りをCに振ってメガクチートを超高乱数2発で飛ばせるようにした。努力値が4余っていることは気にしてはいけない。選出機会が凄まじく少なく、この調整が活きたかどうかは分からない。
テテフ受けとして機能させたくても、シャドボでゴリ押されたり引き先のリザードンを受けられるポケモンがいなかったりで上手く使いこなせなかった。ギルガルドを改良するというより、ガルドが苦手な相手からの引き先を用意するべきか。

 

 

https://img.atwikiimg.com/www29.atwiki.jp/yakuwarironri66/attach/896/1125/787.gif
カプ・ブルル@バンジの実
性格:慎重
特性:グラスメイカ
実数値 177(252)-150-135-×-159(252)-96(4)
宿り木の種 守る ウッドホーン 岩石封じ

このパーティーで最もよく分からない枠。出した覚えはギルガルドよりも無い。陰キャ。出した時も「何か違うな…」とか言いながら選出していた。ガブではなくグライオンを使っていた頃は、初手のアシレーヌカプ・レヒレ、ガブに替えた後もマンムーなどが非常にツラかった。そのため水技の受け先、また初手マンムーにそこそこの負担をかけるためにとりあえず入れてみた。使うにしても、オタクサイクル向きの技構成以外の型の方が良かった気がする。環境に多いメガ枠であるバシャーモボーマンダリザードンメタグロスに一方的に弱いので、本当に置き物だった。解雇。

キツい相手
ボーマンダ 舞われたら終わり
バンギラス 舞われたら終わり
ウルガモス 舞われたら終わり
リザードン S上がったら終わり
バシャーモ 両刀は終わり
これらのポケモンを受ける概念が皆無なので、とにかく積まれないように立ち回った。

SMのシーズン3で一度だけ2000超えを達成しましたが、その時は丸パクリの構築だったため、今回が実質初2000超えの気分です。振り返ると最後の方ではほとんどキツい構築に当たらなかったので、運も良かったのかなと思います。まだまだ改良する点は多いですが、もしS6以降もレート2000を達成できたら、今回の様に撤退せずにガンガン潜っていこうと思います。
対戦していただいた方々、ありがとうございました。